数学コースの研究室です。
宇宙やブラックホール、ワームホールなどの時空に関して、数学的な面から研究しています。
これらは一般相対性理論のテーマであり、物理学の研究と思われるかも知れません。
しかし、一般相対性理論は曲がった空間を考えるリーマン幾何学を土台にして作られている理論であり、
重要な役割を果たすアインシュタイン方程式は偏微分方程式(しかも連立非線形の二階)のため、
数学(特に幾何学と解析学)と非常に関係が深い理論です。
そのため一般相対性理論は、幾何解析学という幾何学の分野での研究テーマの1つになっています。
とは言うものの、数学的には非常にニッチな研究テーマだと思います。
実際、ブラックホールなどの一般相対性理論に関する研究がしたい場合、
ほとんどの研究室は物理学科にあるため、物理学を専攻しなければなりません。
数学科の研究室でも、先生によっては研究させてくれることもあるかも知れませんが、
数学科で一般相対性理論を専門にしている研究室は、国内では片手で数えられる程度という少なさです。
つまり、非常に珍しい研究室ということです。
イギリスなどでは数学のテーマとしても認知されているようですが
(数学者で一般相対性理論の研究者と言えば、2020年にノーベル物理学賞を受賞したRoger Penroseはとても有名です)、
この珍しさは世界を見てもさほど変わらないと思います。
ゼミでは、時空の研究に限らず、学生の興味に合わせ、様々なテーマを扱っています。
(詳細は こちら )
学生は基本的に、3年生のときの輪講(理学総合演習・2025年度入学者からは数学輪講から)の担当教員のゼミに、
4年生進学時に所属します。
(3年生の輪講のクラス分けは、2年生の秋頃に行われます)
内部生外部生問わず、大学院(修士・博士)に進学し、富川の指導を受けたいという方は、事前に相談してください。
メールの場合はこちら:y-tomikawa[at]mail.dendai.ac.jp
([at]を@に変更してください)